※4月〜9月（以外についても、温度状況、またお客様のご要望により）は、クール便（無料）にてお届けいたします。

2006年ソノマに購入したワイナリーのオープン祝し、新しくリリースしたブランド。ソノマのテロワールに敬意を表し、醸造チームの実力を如何なく発揮したシリーズです。映画の起源とも言えるゾーエトロープというフィルムの様なテープがラベルとしてボトルに巻きつけられた斬新なデザインで、ワインも映画もカリフォルニアが発信したアートであると言う想いが込められたワインです。
（インポーターコメント）

●原産地名称：アレキサンダー・ヴァレー／ソノマ・カウンティ
●タイプ：赤）辛口／フル
●ブドウ品種：カベルネ・ソーヴィニヨン85％,プティ・ヴェルド10％,カベルネ・フラン5％
●熟成：フレンチオーク樽で14ヵ月（新樽40％,1〜2年使用済樽60％）
●アルコール度：14.5％
●コルクの種類：天然コルク
●内容量：750ml
●生産者：フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー

〜ヴィンテージ・ノート〜
私達は2012年が大当たりの年だと思いましたが、翌年の2013年も2年続いた大当たりの年となりました。2年続いた良い天候のお蔭で2013年のコンディションはさらに良くなりました。その結果このカベルネ・ソーヴィニョンは凝縮感を持ちバランスの取れた薫り高いワインとなりました。

〜ワインメーキング・ノート〜
丘や山脈の側面に位置するアレキサンダー･ヴァレーは、その細長く狭い地形により二つの異なる気候を持っています。ヴァレーの南部は海からの霧に最初に覆われる土地で北よりも冷涼な地域です。それに対し北はこのような海の影響を受けないので夕方にならないと涼しくなりません。隣の地域とのボーダーとなっている山脈がこの土地を隔離する防護壁のような役目をし、このヴァレー特有の気候を生みます。生育期が進むにつれ、海の影響を受けるエリア受けないエリアの気温は流動的に変化していきます。気候に加え、アレキサンダー･ヴァレーには多くの種類の多様性のある土壌があります。東側のヒルサイドには頁岩を多く含む赤い火山性の土壌が、ヴァレー中央の平地には砂利多い堆積層が広がり、西側には岩の多い泥質の傾斜の激しい斜面が広がります。このような信じられないほどの多様性のあるアレキサンダー･ヴァレーではシャルドネからカベルネ･ソーヴィニョンまで幅広くブドウを栽培しています。

〜テイスティングコメント〜
このヴィンテージのカベルネは濃い果実のフレーヴァーにしっかりとしたタンニン、リッチな樽の個性も感じられます。フルボディで滑らかさも持ち、マルベックやカベルネ・フランのブレンドにより複雑味も増しています。口に含むと、ブラックベリーやチェリー、カシス、ミネラル感、アニス、ココアのフレーヴァーが感じられ、トーストしたキャラメルが後味へと続きます。数年の熟成後がベストの状態ですが、1-2時間前にデカンタすれば現在でも楽しめるワインです。