※4月〜9月（以外についても、温度状況、またお客様のご要望により）は、クール便（無料）にてお届けいたします。

『ザ・ワールド・アトラス・オブ・ワイン』 第6版より
「亜熱帯気候である九州でもワインが造られている。都農ワインでは、マスカット・ベリーAやキャンベル・アーリーといった品種を使用し、良質なワインを造ることに成功している」

〜ジャパンワインチャレンジ2020、金賞を受賞！〜
"田んぼん木を植ゆる馬鹿が居るげな" こうして、尾鈴ぶどうは一人の農民が田んぼにぶどうの木を植えたことから始まりました。その尾鈴ぶどうの歴史を支えてきたキャンベル・アーリーが色鮮やか薔薇（バラ）色のワインになりました。良質な果汁のみを使用し低温発酵させ、熱処理せず、フレッシュでフルーティーなワインに仕上げました。食前酒、デザートワインとしてお楽しみください。

●ワイナリー：都農ワイン／宮崎県児湯郡都農町川北
●ブドウ産地：都農町、川南町
●タイプ：ロゼ）やや甘口
●ブドウ品種：キャンベルアーリー
●アルコール度：9％
●容量：750ml
●栓：スクリューキャップ
●適温：8℃〜12℃

＜ヴィンヤード＞
都農町と川南町の両町を合わせて尾鈴ヴィンヤードシリーズとして、また、ワイナリーの丘の上で造られたワインを牧内ヴィンヤードとして分けていきます。

＜2020ビンテージ＞
休眠期に入ってから暖かい冬が続きました。萌芽期から開花期まで寒暖の差のある春が続き、充実した開花期を迎えることができました。平年並みの生育ステージを推移し、梅雨に入ると前半は雨が少なく、後半は連日の雨に悩まされました。長い梅雨が明けたのは、例年より2週間くらい遅い7月の終わりになりました。梅雨明け後は、連日の猛暑。豊富な日照のお陰で熟成も進み、風味豊かな尾鈴ぶどうで仕込みをすることができました。

＜醸造＞
2020年は、果肉が厚く、ポテンシャルの高い果実を搾汁することができました。また、キャンベルらしい色や味を引き出すために、低温でプレスしながら良質な果実だけを使用しました。その後、2種類の酵母を使って、15℃以下の低温で3週間じっくりと発酵をすすめ、フルーティーなロゼワインに仕上げました。

＜テイスティングコメント＞
◇カラー：鮮やかにオレンジがかった、輝きのあるピンク色をしています。光沢や透明度もあり、見ているだけでうっとりしてしまいます。アセロラのようにフレッシュな色合いも見られ、チャーミングで華々しい外見です。粘性は中程度で、やや甘口のイメージを思い浮かばせます。
◇香り：ラズベリーや野イチゴ、桃のような優しい香りが広がります。加えて、ハーブのような清涼感、フレッシュな柑橘系の印象が調和をしています。時間とともに、バナナやメロンなどの濃厚でジューシーな香りが顔を出します。全体的に感じる印象として、私たちが普段親しみのあるフルーティーな果実の香りがメインに感じられ、心を落ち着かせてくれます。
◇味わい：アタックは優しい甘みと落ち着いた酸味を感じます。キャンベル・アーリー種の印象にもある、もぎたてイチゴを食べたようなイメージが頭に浮かんできます。微かに舌に感じる収斂性が食欲を誘い、甘過ぎず、辛過ぎず、絶妙なバランスに仕上がっています。アルコール度数も控えめで、飲み口もスッキリとしています。フルーティーな味わいと余韻から、食前酒・食中酒・デザートワインとしても楽しめる、オールマイティーなロゼワインです!!
◇ペアリング：食前酒として、ハード系のチーズのお供に。食中酒として、宮崎名物のチキン南蛮やトマト料理、味噌や醤油などの和食にも。デザートのお供に、イチゴのタルトやマカロン、和菓子として、こしあんのおはぎとも。

（インポーターコメント）