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マスカット・ベーリーA 2020
販売価格

1,650円(内税)

購入数


※4月〜9月(以外についても、温度状況、またお客様のご要望により)は、クール便(無料)にてお届けいたします。

都農ワインが販売を開始したのは、1996年11月、ロゼと赤ワイン3万本余りのリリースでした。ここは、けしてぶどう栽培に恵まれた土地ではありませんでした。戦後、この地でひとりの先駆者によって始められたぶどう栽培は、苦労の連続であり、創意と工夫の積み重ねの歴史でした。
高温多湿。表土の浅いやせた土地。それがぶどう栽培のハンディとなるか。それ故の個性あるぶどうが育まれることを、先駆者たちは証明しました。風土は人が克服するものではなく、人は風土に生かされていると考えるべきなのでしょう。人は風土と「協調」しあって、新しい何かを産み出すのだと思います。この風土が香るぶどうを使って、個性豊かなワインをつくりたいと、いつも試行錯誤しています。タンク発酵、樽発酵、乳酸発酵、醸し発酵・ワインづくりもまた微生物との「共戦」です。
私たちの土づりの理想は、山の中の腐葉土にあります。森には毎年枯葉が積もり、虫や菌類をはじめとするさまざまな生物が関与して、豊かな土壌がつくられます。枯葉は土に返り、再び樹木に吸収されて森を潤します。ぶどう畑もそうした生態系の中に組み込まれた一部なのです。物理的に大量の落ち葉を広大なぶどう園に撒くのは難しいです。そこで、その落ち葉の変わりになるのが堆肥となります。宮崎は畜産が盛んなので、牛や豚、鶏などの堆肥を使って、土作りをしている農家さんも沢山います。私たちもその農家さんに習って、堆肥を積極的に使った土作りをはじめました。堆肥を植物栄養と捉えるのではなく、土壌栄養、土壌微生物のエサと考える土作り農法です。土に堆肥を投入すると、微生物が堆肥を分解します。分解された堆肥が吸着剤の働きをして、土が団粒化して腐葉土のようなスーっとした香りがしてきます。植物が栄養として吸収するのは、肥料ではなくこの団粒に取り込まれている養分であり、土作りこそ農業の基本と考えるようになりました。
私たちがぶどうを植えている牧内は、火山灰土壌で非常にやせた土地です。ぶどう栽培に適した土質と考えていました。しかし栽培に関する勉強会を重ねるうち、「やせた主地で育つ」という意味を取り違えていたことに気づきました。海外のぶどう畑は石灰岩がごろごろして、ぶどう以外の作物は育たないというイメージがあります。しかし重要なのは、ミネラル分の多い土様でありそこに世界銘醸地があるという事実です。

●ワイナリー:都農ワイン/宮崎県児湯郡都農町川北
●ブドウ産地:都農町、川南町
●タイプ:赤)ライトボディ
●ブドウ品種:マスカット・ベーリーA
●アルコール度:11%
●容量:750ml
●栓:スクリューキャップ
●適温:15℃〜18℃


<ヴィンヤード>
都農町と川南町の両町を合わせて尾鈴ヴィンヤードシリーズとして、また、ワイナリーの丘の上で造られたワインを牧内ヴィンヤードとして分けていきます。

<2020ビンテージ>
休眠期にはいってから暖かい冬が続きました。萌芽期から開花期まで寒暖の差のある春が続き、充実した開花期を迎えることができました。平年並みの生育ステージを推移し、梅雨に入ると前半は雨が少なく、後半は連日の雨に悩まされました。長い梅雨が明けたのは、例年より2週間くらい遅い7月の終わりになりました。梅雨明け後は連日の猛暑。豊富な日照のお陰で成熟も進み、風味豊かな尾鈴ぶどうで仕込みをすることができました。

<醸造>
マスカット・ベーリーAのフルーティーな香りを出すために、2日間ほど低温で果実を浸漬した後、かもし発酵を行いました。優しく櫂入れ、液循環を行い、果実の持つ華やかな香りを前面で楽しめるよう、発酵終盤にかけて30℃を超えないようにコントロールしました。

<テイスティングコメント>
◇カラー:紫色の綺麗なグラデーション、新酒らしい鮮やかな色をしています。透明度が高く、アメリカンチェリーのような艶やかで上品な色合いも感じます。粘性は淡く、軽快で優しい飲み口と想像できます。
◇香り:赤い果実とベリー系の香りを感じさせます。プラムやチェリーなどの軽快な果実味と同時に、かすかに感じる黒糖やスモーキーな香りに複雑味を感じます。柔らかい香りが上手く調和しており、赤ワインでは珍しくフレッシュで清涼感のある印象を受けます。
◇味わい:さどがら(イタドリ)のような柔らかい酸味と、優しいタンニンが心地よく口の中に広がります。また、ダークチェリーを口にしたような果実味も感じます。余韻は短く、軽快さがスッキリと飽きの来ない味わいです。ワイン自体に主張が強くないので、料理との組み合わせも豊富に合わせることができます!
◇ペアリング:15℃〜18℃くらいでお楽しみ頂くのが一般的ですが、このタイプのワインは10℃〜13℃くらいに少し冷たくして飲まれても面白いかもしれません。キノコのアヒージョやスペアリブ、肉やトマトを使った煮込み料理とよく合います。また、餃子やハンバーグなど、気軽にできる家庭料理にもよく合います。ぜひお楽しみください。

🍇おまけ🍇
都農町には、都農ワイナリーと、国内唯一の独立系洋樽メーカーである有明産業様の工場があります。

(以上、生産者コメントより)
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