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オクトモアは、世界で最もヘビリー・ピーテッドなシングルモルトとして、発売以来愛好家の方々にとって伝説のような存在となってきました。シングルモルトの既成概念を覆す、「解き明かせない方程式」。リスクを顧みることなく、様々な視点から探り、想像を超えて挑戦し、ウイスキーの新しい領域を押し広げています。
最新の「12シリーズ」では、繊細にバランスの取れた、柔らかなスモーキーさを探索。ただピーティーであるだけでなく、複雑かつ豊かなフレーバーを感じられるよう仕上げています。
今回、国内では初となる【.2】が発売となります。これまでは「スコットランド産大麦100%/ヨーロピアンオーク・カスク熟成」のシリーズとして免税店限定販売としておりましたが、今回より数量限定にて発売することとなりました。
日本国内初登場の【.2】エディションである「オクトモア12.2」は、かつて最も高く評価されたソーテルヌ樽熟成原酒の伝説の足跡を辿っています。その「オクトモア4.2」は、蒸留所の歴史で最も人気のあるウイスキーの1つであり、甘いソーテルヌワインと濃厚なピートスモークが素晴らしい組み合わせであることは疑う余地もありません。アメリカンオーク樽で3年半を過ごし、フルーティでフローラルな原酒の基盤を構築してから、最高品質のソーテルヌ樽へと移されました。
(生産者コメント)
●原料:スコットランド産コンチェルト種の大麦100%
●フェノール値:129.7ppm
●蒸留:2014年収穫の大麦を2015年に蒸留
●熟成:ファーストフィル・アメリカンオーク樽熟成原酒(50%)とセカンドフィル・アメリカンオーク樽熟成原酒(50%)をヴァッティングし2019年よりファーストフィル・ソーテルヌワイン樽で後熟。全期間アイラ島で熟成。5年熟成。
●アルコール度数:57.3%
●その他製法:ノン・チルフィルター、着色料無添加
●容量:700ml
●蒸留所:ブルイックラディ
〜テイスティングノート〜
<特徴>ソーテルヌ樽は、オクトモアの力強さを次の次元へと押し進めた。蜂蜜漬けのフルーツとドライスモークが素晴らしい融合を遂げ、煙とフルーツ甘さのクラシックなコンビネーションを美しく表現している。
◇色:琥珀色。
◇香り:最初はメロン、蜂蜜、燻製アーモンドの素晴らしい香り。フルーツと蜂蜜のアロマが、トーストしたオークと土っぽい煙をほどよく抑えている。オレンジピール、桃、熟したメロン、レモンと蜂蜜が麦芽本来の甘さに包まれ、ドライアップルと洋ナシのキャンディがピートスモークとオークの香ばしい香りの波とともに続き、土と松脂の香りが解き放たれる。
◇味わい;甘美で柔らかいフルーティさが口全体に広がると、レモンピールとバニラがメロンとオレンジの花とともに前面に現れる。その後、キャラメル、スパイス、そしてかすかなドライさを感じさせるフレンチオークが、煙と麦芽の甘みを運び込む。シロップ漬けのフルーツのニュアンスが感じられるたび、ソーテルヌ樽が与えてくれた豊かな影響を再確認する。
◇フィニッシュ:フルーツとオークが少し色あせて、潮っぽいレモンの酸味がやってくる。心地よい土っぽいピートスモークが余韻を支配し、このウイスキー全体にオクトモアのDNAを刻み込む。