» 特定商取引法に基づく表記 (返品など)
※4月〜9月までクール便にてお届けいたします。
シャトー・ラ・ローズ・ペリエールは、2003年よりボルドー右岸で樽会社「トネリエ シルヴァン」を運営するジャン-リュック シルヴァンがオーナーとなりワイン造りを行っています。所有する畑は全体で14ha、サンテミリオン衛星地区のリュサック・サンテミリオンに位置しています。現在、ジャン-リュックと娘のクレール、ワインメーカーのブルーノ・セレリエのチームが最新技術を融合させつつ、品質を重視したワイン造りが行われています。彼らは、樽会社を運営していることから、自分たちの求めるワインに最も適した樽を、選ぶことが出来るという利点があります。ジャン-リュックの父ジェラールは1957年、リブルヌで樽の修理会社を始めました。そして、1980年からジャン-リュックが樽職人として一緒に働き始めました。それ以降、徐々に樽の販路をフランス国内外に広めていきました。現在もジャン-リュックは子供達と共にワイン造りと同時に樽会社の運営も行っています。
シャトー・ラ・ローズ・ペリエールの葡萄畑は12世紀、カスティヨンの伯爵夫人がリュサックの地にシトー派の修道院を建設した際に開墾されました。修道士たちは、この地域の農民たちに農業技術の支援を行い、サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼者の受け入れを担っていました。彼らは土地の周辺の森を開墾し、石灰岩の丘の斜面に最初の葡萄を植えました。この歴史から、シャトー・ラ・ローズ・ペリエールはリュサック・サンテミリオンの中でも最も古い葡萄畑のひとつとされています。シャトーの名前は石切り場を意味する単語「ペリエール」に由来する水流、“ラ・ペリエール(La Perriére)”からとられています。オーナーのジャン-リュックはこの豊かな歴史と素晴らしい粘土石灰質の土壌に惚れ込み、2003年にシャトーの購入を決めました。それ以来、畑、セラー、熟成庫の大々的な改修を行ってきました。
このシャトーのアイコン的ワインがシャトー・ラ・ローズ・ペリエールです。台地にある複数の区画の葡萄からのセレクションです。熟した葡萄の果実味と樽との絶妙なコンビネーションが魅力のワインです。収穫を始め、グリーンハーベストや芽掻きなどの畑仕事はすべて手作業で行っています。収穫した葡萄は除梗、破砕します。発酵、熟成ともに100%樽で行っています。発酵は500Lのオーク樽の新樽で行います。熟成は225Lと500L、大樽で14ヶ月行います。樽は全体の50%が新樽、残りが1回使用樽です。ブラックチェリー、プラム、ブラックベリーなど黒い果実のアロマが広がります。口当たりはフレッシュでバランスが良く、非常にしなやかなタンニンがあります。長く心地よい余韻があります。
●生産者名:シャトー ラ ローズ ペリエール
●生産地: リュサック・サンテミリオン/ボルドー
●原産地名称:AOC リュサック・サンテミリオン
●タイプ:赤)フルボディ
●ブドウ品種:メルロー90%、カベルネ フラン10%
●熟成:樽で14ヶ月
●アルコール度:14.5%
●内容量:750ml
●キャップ仕様:コルク
ー醸造ー
セラーには50hLと100hLのステンレスタンクがあり、収穫時、葡萄は区画ごとに選別され、区画ごとに醸造を行っています。“シャトー・ラ・ローズ・ペリエール”を含む一部のキュヴェについては発酵、熟成共に100%樽を使用しています。この昔ながらのプロセスについては、何度もテストを繰り返した結果、500Lの樽が最も適していると判断しました。収穫された葡萄は重力を利用して樽に入れます。発酵前にドライアイスを使用し8度に温度を下げ、数日間コールドマセラシオンを行い、色とアロマを抽出します。赤ワイン用の葡萄はすべて除梗、破砕します。
(インポーターコメントより)