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フランスのソミエールに位置する、砂利の混じった粘土石灰質土壌に植えられた、樹齢70年のサンソーを8日間マセラシオン カルボニックさせたジュースと、別の区画の樹齢50年のサンソーを8日間マセラシオン カルボニックさせたジュースをアッサンブラージュし、ファイバータンクで7カ月熟成。栽培はビオディナミを採用。ブドウの収穫は手摘みで行われ、サンスフルで仕上げています。So2フリー7mg/L以下、So2トータル10mg/L以下。ラングドック特有の鈍重な味わいを避けるため、剪定の時期を極限まで遅くし(例年4月頃)、収穫時期に過熟とならないように気をつけたとのこと。フレッシュさと飲み心地の良さを残し、シンプルな味わいながらもスルスルと飲めるワインを目指しました。アルコール度数は12度。キュヴェ名は、Zou(進む) Mai(再び)という意味を意味していますが、転じて「かかってこい!」という意味もあり、イギリスのパンクロッカーが好んで使っていた言葉との事。なおエチケットには、恵みと脆さと豊かさのシンボルであるというタツノオトシゴがあしらわれています。クリアで淡いルビー色の外観。昨年よりも更に淡い色調。チャーミングな、フレッシュイチゴやラズベリーの様な酸のある小粒な赤系果実の香りに溢れます。前ヴィンテージと違い、サンソー100%になった為か非常にチャーミングな香りが膨らみます。味わいは、いつものZou Maiのように、いわゆる薄旨スタイル。ラズベリーをそのまま絞ったかのような酸のあるフレッシュな果実や、梅っぽさも感じられます。タンニンも殆ど感じられず、何の引っ掛かりも無く喉を通るそのスタイルは、薄旨好きの方々にはピッタリのスルスル系ワインとなっています。余韻も軽やかながら程よく感じられ、時間とともに果実感が口腔内でジワジワと迫り上がります。春から初夏にかけて温度低めにして、軽やかでフレッシュな味わいを楽しむにはピッタリのワインです。
●生産者:John Almansa / ジョン アルマンサ
●地方:ラングドック
●原産地名称:V.D.F.
●タイプ:赤)ミディアムボディ
●ブドウ品種:サンソー100%
●アルコール度:12.5%
●内容量:750ml
【生産者説明】
ジョン アルマンサは、2003年にラングドックでワイン造りに取り組むロック ダングラードのレミペドレノ氏と出会い、彼の元でブドウ栽培の補助を通じて、自然環境やテロワールへの愛情、ビオディナミへの好奇心、ワイン造りの情熱を抱くようになります。そして、2012年に友人とともに土地を購入し、養蜂、野菜や果物の栽培をはじめ農家としてのキャリアをスタートさせます。当時は主にオリーブの栽培を生活の主な糧としていました。レミペドレノ氏の元で働いて以来、胸に抱き続けていたワイン造りへの情熱ですが、当初は金銭的な余裕もなく、適当な畑が見つからなかったこともあって、なかなか実現には至りませんでしたが、そんな中ついに、2015年に念願の畑を手に入れ、自身の初ヴィンテージとなるワインを手がけます。ワイン造りへのきっかけは、レミ ペドレノ氏の存在でしたが、実際のワイン造りの師となったのは、同じラングドックでワイン造りを続けているフィリップ ピバロ氏(ドメーヌ ピバロ)でした。ジョン アルマンサが、ちょうど畑を手に入れたタイミングで出会い、自然派ワイン造りの道を歩み始めます。その他にも近隣のエリック ピュフェリン(ラングロール)やアクセル プリュファー(ル トン デ スリーズ)、アラン アリエ(ムレシップ)、ヴァランタン ヴァルスなどからも大好きな仲間として多くを学び、自身のワイン造りへと反映させていきます。現在ではいくつかの小さな区画を含め、ビオディナミ栽培された樹齢35年のサンソーを筆頭に、計2ヘクタール所有しています。
(以上、インポーターコメント)