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エペルネの南、コート・デ・ブランのグラン・クリュ、アヴィーズ村の家族経営のシャンパーニュの造り手です。ド・スーザ・ファミリーは第一次大戦後にポルトガルからの移民として、初代のマニュエルがアヴィーズの地でブドウ栽培を開始したことが起源です。その後、アントワーヌ、そしてアントワーヌとゾエミの息子であるエリックへと引き継がれます。1986 年から引き継いだエリックは、ワインの品質を高めることはブドウの品質を高めることが重要であると確信し、ブドウ栽培にビオロジックを導入し、シャンパーニュにおけるビオの第一人者の一人として名声を高めました。2023 年1 月、エリックは長い闘病生活の末、他界してしまいましたが、現在ではエリックの子供たちの長女シャルロット、次女ジュリー、そして長男のヴァレンタンがエリックの想いを引継いでいます。
●生産者地域:アヴィーズ / コート・デ・ブラン
●タイプ:泡・白)辛口
●ブドウ品種:シャルドネ 50%, ピノ・ノワール 40%, ピノ・ムニエ 10%
●醸造:VDR40%。ドサージュ7g/l。生産量35,000本。大樽発酵。鉄製キューブタンクにてブレンド。MLF有り。瓶熟16ヶ月。
●アルコール度:12.5%
●内容量:750ml
●生産者:De Sousa
<土壌>
シャルドネの銘醸地コート・デ・ブランの中でも、最も繊細なチョーク質土壌を持つアヴィーズ村(Avize)。土壌の20cm 下のチョーク質の岩盤があります。さらにその堆積過程は他の村と異なり、この村の土壌でしか発見できない古代生物の化石もあります(これは、ド・スーザのモニュメントにもなっています)。この古代の化石なども含む繊細な土壌が、ブドウにエレガントさとミネラル感を与えています。
<栽培・樹齢>
効率的な栽培のために使用される除草剤、殺虫剤、化学肥料などを一切使用せず、イラクサ、カモミール、西洋タンポポなどで作られた自家製の調合剤を散布します。また除草策の一つとして頻繁に土を耕します。それにより土に空気が送り込まれ、微生物がより活発となり、ビオディナミ農法が可能となります。微生物の活動が活性化された「生きた土壌」からは最高のブドウがゆっくりと育っていきます。収穫は、ブドウが完熟するまで待ちます。通常、酸度を重視するシャンパーニュでは早めに収穫を行いますが、ビオディナミ農法により、土中の岩盤に深く入り込んだ根がミネラルを吸収し、ワインにフレッシュさを与えることが出来る為、ド・スーザでは「完熟した香り豊かなブドウ」が収穫できるのです。平均樹齢45 年、古いものでは50 年〜 100 年もの古木が栽培されています。通常と比べ、収量は約30%程度落ちますが、樹齢を重ねるごとに深く入り込んだ根は、様々な土壌成分を吸収し、熟度の高い、バランスの取れた高品質なブドウが収穫できます。「繊細でミネラルのある土壌」「生きた土壌を作りだすビオディナミ農法」「深く根を張った樹齢の高い樹」。この3 つの相乗効果によってこそ、「完熟した果実の豊かな香り」「濃密な旨味」「柔らかな酸に輪郭を与える強靭なミネラル」が表現され、世界で選ばれるシャンパーニュ『ド・スーザ』が造り出されます。
<醸造>
スタンダード・キュヴェ、レゼルヴについてはホウロウ加工された鉄製キューヴタンクで発酵・熟成します。キュヴェ・デ・コダリー、ミレジメにおいては、シャルドネは木樽で発酵、ピノ・ノワールは大樽で発酵させ、シュール・リーを行い、健全なブドウの旨みを醸し出します。また、この木樽も、特級畑の区画ごとに、その村の森の樫の木で作った樽を使用して、より一層テロワールの表現を強めています( ブドウを収穫した村の木材を使った樽)。
(以上、インポーターコメント)