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「スコシア・ロイヤル」というウイスキーは、キャンベルタウンにある1835年創業のグレンスコシア蒸留所でつくられていた。蒸留所の建つ場所こそ、じつはファーガソン2世がスコット族の最初の王朝を築き、国会議事堂を設けた場所だった。製造元はA.シリーズ社。同社がグレンスコシアを買収したのは1955年のことで、以来「スコシア・ロイヤル」はグレンスコシア蒸留所で生産されることとなった。しかし1970年にADP社に買収され、ギブソン・インターナショナル社の傘下となった。さらにこのギブソン社は、1994年にリトルミル、ロッホ・ローモンド蒸留所を所有するグレン・カトリン・ボンデッド・ウェアハウス社に買収され、ギブソン・スコッチ・ウィスキー・ディスティラーズ社と社名が変更になっている。
「王家のスコッチ」の名に恥じない重厚なコクとまろやかさを兼ね備えたウイスキーで、特にイギリスやヨーロッパの貴族の間で昔から人気が高かったという。
(ブレンデッドスコッチ大全:土屋守(著)より)
●熟成年数:12年
●アルコール度:43%
●容量:750ml
●生産者:A.ジリーズ社
●輸入販売元:日食