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クエルクスとは、ラテン語で「オーク(楢)」のことを言います。この「クエルクス」シリーズは、樽材として使われるオークの種類に着目したものです。
第1 弾となる「ローバー」は、コモンオークの学名。その名の通り、コモンオークで造られた新樽でウイスキーを熟成させました。ワインやコニャックの熟成で使用されることの多いコモンオーク樽。同じようにワイン樽として使用される、ヨーロピアンオークや、フレンチオークなどと混同されることもありますが、含まれるタンニンやオークラクトンの量が異なります。コモンオークは、タンニンやポリフェノールを多く含みバニリンやオークラクトンが比較的少ないのが特徴。そのため、この樽で熟成をさせると、通常よりスパイシーで、甘みの強いウイスキーになります。熟成に使用したコモンオークの新樽は、スウェーデン国内から材を調達し、組み上げたというこだわりが感じられる樽です。さらに、今回の試みとして、100%アンピーテッドタイプのウイスキーを使用。ボックス蒸溜所の、丹念につくり込まれた味わいと、樽が与える影響をよりはっきりと感じられる1 本。
(インポーターコメント)
●蒸留日:2012年10月3日〜10月12日
●熟成年数:4年8ヶ月22日
樽:ファーストフィルバーボン樽+コモンオーク新樽
●アルコール度:50.8%
●内容量:500ml
●蒸留所:ボックス蒸留所(スウェーデン)
【テイスティングノート】
◇香り:新樽のウッディさ、黒胡椒の香り、バニラ、クレームブリュレ、ナツメグ。
◇味わい:ピリっとスパイシー。やがてバニラの甘さが広がり、ウッディさとナツメグのような味わいが感じられる。
◇余韻:トウガラシのような風味がほのかに残る、程よくドライな余韻。
【構成原酒】
〇100%アンピーテッドウイスキー。
〇200ℓのバーボン樽で4 年1 ヶ月熟成させた後、40ℓのコモンオークでできた新樽で7 ヶ月フィニッシュをかけたもの。