今回はフランスのパリに拠点を構える世界的に有名な「ラ・メゾン・ド・ウイスキー」社のコニャックのオリジナルシリーズ、「スルーザグレープバイン」のスタンダードレンジとなる「フィーヌシャンパーニュVSOP」をご紹介いたします。この「スルーザグレープバイン」シリーズは、ラ・メゾン・ド・ウイスキー社がコニャックの良質な造り手と自ら交渉し、同社のオリジナルシリーズとして樽の供給を受け、瓶詰めしリリースしたもので、通常コニャックの作り手はボトラーやネゴシアンには樽での販売はほとんどしない為、希少なコニャックのオリジナルシリーズです。

造り手はドゥ・ルゼ社で1640年から家族経営を続けており、グランシャンパーニュ地区とプティシャンパーニュ地区に410ヘクタールの畑を所有しています。コニャックのフィーヌシャンパーニュと言えばレミーマルタンが有名ですが、グランシャンパーニュ地区産とプティシャンパーニュ地区産のコニャックをブレンドしたもので、50％以上グランシャンパーニュ産が入っています。香りはフラワリーで桃やスミレ、バニリン、奥に種子とオーク、ボディはアプリコット、プラム、桃、優しいフィニッシュは心地よく抜ける。香りからボディ、フィニッシュとノンストレスでバランス良く、流石メゾンが選んだスタンダードコニャックです！このフィーヌシャンパーニュはユニブランとコロンバール種を使用しています。

「ラ・メゾン・ド・ウイスキー」社は、現オーナーの父が始めた小さな酒販店が原点です。この20年余りでその業容を大幅に拡大し、数多くのブランドの輸入代理店としてだけでなく、いくつかのブランドでは全世界の販売代理権を持ち、その世界的なネットワークを駆使して数多くの高品質なお酒を販売しています。年に一度パリで開催されるウイスキーライヴを主催するなど、現在の世界のスピリッツ市場の中心的存在と言っても過言ではない同社です。
（インポータコメント）

◆品目：ブランデー（コニャック）
◆地区：グランドシャンパーニュ&プティシャンパーニュ
◆葡萄品種：ユニブラン&コロンバール
◆アルコール度数：44%
◆容量：700ml
◆生産者：ドゥ・ルゼ社
◆ボトラー（販売元）：ラ・メゾン・ド・ウイスキー社

《オフィシャルテイスティングノート》
香りは最初フルーティで、ハニーやライムの花、バニラにアプリコット、後からアーモンド、ドライフルーツにウッド。味は最初のアタックはグアバジュース、杉の森で後からプラムなどのフルーツ、バランスの良いフィニッシュはマッシュルームや甘い栗で秋の心地、とてもデリケートな口当たり。