《蒸留所ラベル》
1895年創業、120年以上の歴史があり、シングルモルトの市場が誕生する前からシングルモルトをボトリングし販売していたパイオニアである老舗ゴードン＆マクファイル（以下GM）社。
GM社で長年品質管理をしてきた現社長が初来日し、11月20日（日）に開催されたWhisky Festival 2016 in TOKYOで「グレングラントを通じて知る、GM社の軌跡」と題されたセミナーが行われました。そのセミナーの目玉とも言える大取りを飾ったのが今回ご紹介いたします蒸留所ラベル「グレングラント 50年」です。
同社の歴史ともいえる代表蒸留所である「グレングラント」、その最高峰の一つで、熟成年数表記のみの蒸留所ラベル最長品となっており、このようなボトルは他銘柄では存在しません。これほどの内容の長期熟成シェリーモルトが現代で堪能できるとは･･･。
（インポーターコメント）

●熟成年数：50年
●アルコール度数：40％
●熟成樽：ファーストフィルシェリー
●容量：700ml
●ボトラー：G＆M社

≪テイスティング・コメント≫
◇外観：マホガニー
◇香り：ふくよかなシェリーの樽香がプラムやレーズン、チャーしたオークのアロマと共に感じられ、奥にはかすかなメンソールやタバコ香が広がる
◇味わい：味わいは甘く、煮込んだリンゴや洋ナシを感じ、またコーヒーの味わいも長く残る。チャーしたオークも健在
◇ボディ：フルボディ
◇フィニッシュ：長くフルーティーで、スモークをかすかに伴う