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年間の寒暖の差が30度を超えるケンタッキーの地ではウイスキーの熟成も急激に進み、多くの樽ではピークを過ぎるとタンニンなど味わいを損ねる成分が出てくるため、概ねウイスキーの熟成は10年が限界と言われております。ワイルドターキー蒸留所の熟成庫に眠る樽の中から長期熟成に適したものを厳選し、その原酒をふんだんに使っているのが、このワイルドターキー 12年です。内側を最も強く焦がしたアリゲーターチャーと呼ばれる樽を用い、ワイルドターキーの特徴であるバニラとキャラメルの香りが更に凝縮され、甘さとスパイシーにエレガンスさも備えた極めて個性的な味わいに仕上がっております。
使用するコーンは米国産の遺伝子組み換えではないもののみ、ライ麦はドイツ産を、発酵には1940年代以来同じ自家製酵母を用いるなど、ワイルドターキーを造る原料選びには妥協を許しません。更にこれら原料の風味を活かし原酒を多く含むバーボン造りのため、既定の上限よりも低いアルコール度数に蒸留・樽詰めをして長期熟成するなど、理想とする味わいを求めこだわり抜いたバーボンです。
●熟成年数:12年
●アルコール度:50.5%
●容量:700ml
テイスティングノート
◇色:赤銅色を帯びた琥珀色。
◇香りと味わい:バニラとキャラメルの香り、甘みにシトラスとハーブの兆し。
◇余韻 スパイシー、その後からやってくるキャラメルキャンディ。