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発酵が始まる前に4〜5日マセラシオンします。ステンレスタンクに入れ28度で発酵させます。タンクと、一部は樽で熟成させます。若さを感じさせる中位の赤色。ほのかにスパイシーな香り、フルーティでカシスや黒い果実を思わせる風味、甘さをほとんど感じず、切れが良く、口の中をぐっと締めるドライなタンニン、魅力的な濃縮した味わいがあり、心地よい広がりを感じます。後味もとても良いワインです。「メルロが好きなのは、カベルネ ソーヴィニヨンより果実味も豊富で、フレッシュだからです。ブレンドすると更に素晴らしくなります」とパスカルは話していました。同価格帯のボルドーワインでライバルを探すことは容易ではないでしょう。
●ワイナリー名:シャトー デ ゼサール
●地方:シュッド ウェスト
●地区:ベルジュラック
●原産地名称:ベルジュラック D.O.C.
●タイプ:赤)ミディアムボディ
●ブドウ品種:メルロ70%、カベルネ フラン30%
●発酵:ステンレスタンク
●熟成:タンクと樽(一部)で熟成
●アルコール度:15%
●内容量:750ml
●キャップ仕様:コルク
〜シャトー・デ・ゼサール〜
ベルジュラックで1929年からワイン造りを行なう生産者です。オーナーで醸造家、世界市場への販売担当も兼ねるパスカル・キュイセは、ベルジュラックの持つポテンシャルを信じて挑戦し続け、素晴らしいワインの生産者として世界的に知られるようになりました。パスカルは情熱にあふれ、時には豪快な物言いのオープンマインドな人物で、「私の工場は外にある!」、「畑に足を踏み入れなくなったときが、私がワイン造りをやめるときだ」、「私たちは、一つのものに縛られるのではなく、品質の為に良いと思ったものは全て取り入れている」等、「パスカル語録」として親しまれるほど数々の名言を生んできました。
シャトー・デ・ゼサールのワインはコストパフォーマンスの高さで知られていますが、それは「マイナーな産地だから価格が安い」のではなく、「常に品質向上に挑戦し続けている」ためだと言えます。これについてパスカルは、ある事件がきっかけになっていると言います。「自分では良いワインを造っていると信じていたけれど、実際には全く造っていなかった。そうではないと気づいたんだ」。
「畑で食べたメルロは、私のワインの味。そういうワイン造りがしたい」
1990年にボルドーのシュヴァル・ブランの畑に行った時、そこで葡萄の実を食べて驚いたそうです。「メルロの果実味にブラックチョコレートの風味……いったいなんだこれは!」と圧倒されてしまった彼は、帰ってきて自分の畑のメルロを食べてみたところ「甘い葡萄だ……」、ただそれだけしか感じなかったそうです。しかし、それに気づいたことがすべての始まりでした。こうして、「品質は畑にあり」という信念が生まれました。
(以上、インポーターコメント)