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今回はスコットランドのインディペンデントボトラー、アデルフィ社から発売された新しいフュージョンウイスキー「キンカーディン」の7年熟成をご紹介致します。このキンカーディンは、あのジャパニーズモルト&スコッチモルトウイスキーをブレンドしたスペシャルウイスキー「グラバー」に続く新たなフュージョンウイスキーです。今回はインディアンモルトウイスキーとスコッチモルトウイスキーのスペシャルブレンデッドモルトです。この「キンカーディン」はイギリスとインドの両国の架け橋となったキンカーディン卿、ビクター・ブルース氏の名にちなんで付けられました。彼はスコットランド議会の議員だった1800年代後半にインド総督としてインドに渡り、インド国内の鉄道網の近代化に寄与したことで知られています。また、インド通貨ルピーの安定化による経済の発展や隣国アフガニスタンとの国境紛争の鎮静化や干ばつや飢餓の軽減など、「歩く総督」と呼ばれるほどインドの近代化に尽力した人物なのです。そんな彼の功績を称えるべくリリースされたのがこの「キンカーディン」なのです。そして、このキンカーディンのブレンディングを担当したのがビクター・ブルース氏のひ孫である、アデルフィ社社長のアレックス・ブルース氏なのです。アムルット蒸留所のバーボン樽とグレンエルギン蒸留所とマッカラン蒸留所のモルトウイスキーをブレンドして52.9%で瓶詰め、総本数は796本です。
香りはフルーティでバナナ、青リンゴ、奥にホワイトチョコレートや土っぽいスパイス、ボディはクリーミーで洋梨にホワイトチョコ、後から土のようなスパイスが強く出てくる、フィニッシュはスパイシーでチョコレートビターでドライに仕上がっています。綺麗にブレンドされていて、7年熟成以上の熟成感を感じ大変飲みやすく満足感もあります。独特に感じるスパイシー感覚がアムルットの特徴なのでしょうか?!インディアンモルトとスコッチモルトのフュージョンも新しい可能性を感じます!
(インポーターコメント)
●熟成年数:7年
●アルコール度数:52.9%
●容量:700ml
●備考:フュージョン・ウイスキー
<オフィシャルテイスティングノート>
香りは最初スパイシー、フルーティでフローラル、完熟バナナ、開けたてのマーマレードに青りんごの皮とレモンジャム、後からホワイトチョコレートとココナッツアイス、ライチ、メロンとシトラス系ブリュレ。味は辛くてホットなインド産スパイス、新鮮な皮つきココナッツ、甘いチョコマシュマロ菓子とチェリーコーラ。フィニッシュはチョコレートガトー、挽いたコショウにマスタードの種。