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今回は26年の時を経て遂に復活なった、スコットランドはローランドのローズバンク蒸留所の記念すべきグローバルファーストリリースご案内致します。
1840年にジェームズ・ランキン氏によって創設されたローズバンク蒸留所はローランドの王様とも呼ばれていましたが、残念ながら1993年に当時のオーナーであるUDV(現ディアジオ)社によって閉鎖されてしまいました。その後建物が歴史的建造物に指定され、また不運にも蒸留器とマッシュタンが盗まれるという惨事にも見舞われたため、手つかずのままでした。そんな中、遂に2017年にイアンマクラウド社が建物と土地の買収を成功させ、その後ブランド権及び樽在庫の買い取りにも成功しました。同社の社長であるレナード・ラッセル氏は「最良のウイスキーであるローズバンクを再興させることはまさに私の夢であり、誇りに思います。昔のローズバンクを再現することが出来るまで、新生ローズバンクはリリースしません。それは長い年月をかけた遺産づくりとなります」と語っています。記念すべきグローバルファーストリリースとなる今回の1990 30年熟成は、蒸留所閉鎖前の貴重な長期熟成品で、古き良きローズバンクの特徴であるスムースさを最も持ち合わせている樽を選び出し48.6%で瓶詰めされ、4,350本が全世界で発売されました。使用している樽は62%がリフィルシェリーバット、38%がリフィルホッグスヘッドです。
閉鎖され、長い間眠っていた原酒が遂に目覚めました!これから造られる新しいローズバンク蒸留所の歴史、その幕開けに相応しい魅惑的なテイストを堪能下さいませ。
(インポーターコメント)
●瓶詰年度:1990年
●熟成年数:30年
●アルコール度数:48.6%
●容量:700ml
●地域:ローランド
<オフィシャルテイスティングノート>
香りはソフト&クリーミー、キャラメルウエハース、西洋スグリ、白ブドウ、アーモンド、バニラ、ハチミツにレモンとナツメグ。味はデリケートでさわやか、驚くほどバランスが良く、ライトなシロップ、カモミール、洋梨、デリケートなトロピカルフルーツと心地良いオークのスパイス。フィニッシュはソフトだが長く、スミレのキャンディ、オレンジにかすかなミント。