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マルス駒ヶ岳蒸溜所は、長野県の中央アルプス山系「木曽駒ヶ岳」の麓、宮田村で1985年に開設されました。冷涼な気候と良質な仕込み水に恵まれ、雄大な自然林に囲まれた蒸溜所では、静寂の中、緩やかな時の流れに熟成をまかせ、多彩なウイスキー原酒が生まれ続けています。
「シングルモルト駒ヶ岳 40th Anniversary Special Edition」は、2025年に竣工40周年を迎え、これを記念した、1980年代、1990年代、2010年代、2020年代の、休止期間の2000年代を除く4つの年代の原酒をヴァッティングし蒸溜所の40年の歴史をひとつのウイスキーで表現した特別なシングルモルトウイスキーです。バーボン、シェリー、アメリカンホワイトオークなど多様な樽の原酒を使用し、より原酒に近い味わいをたのしんでいただくためにノンチルフィルターで仕上げました。
りんごジャム、熟したあんずやメロンを思わせる甘さとバニラと相まった樽熟成香が多層的に重なりあう香り、レーズンやメープルシロップのような甘さの中にシナモンを思わせるスパイシーさと甘栗やチョコレートのようなコクをお楽しみいただけます。
●タイプ:ジャパニーズ・シングルモルト
●原料原産地:国内製造(モルトウイスキー)
●カスクタイプ:バーボン樽、シェリー樽、アメリカンホワイトオーク樽など
●製造所:マルス駒ヶ岳蒸溜所
●熟成地:マルス駒ヶ岳蒸溜所/マルス津貫蒸溜所/マルス屋久島エージングセラー
●瓶詰:2025年11月
●度数:50%
●容量:700ml
●製造者:本坊酒造株式会社+M
【マルスウイスキーについて】
本坊酒造マルスウイスキーは、1949年、鹿児島でウイスキーの製造を始め、1960年、岩井喜一郎氏の設計・指導のもと、山梨で本格的にウイスキー事業を開始。1985年、長野県上伊那郡宮田村に、マルス駒ヶ岳蒸溜所を竣工(蒸溜釜など設備を移設)。ウイスキー需要低迷期にモルト原酒の蒸留を休止していましたが、2011年に蒸留を再開。2016年、屋久島に樽貯蔵庫となるマルス屋久島エージングセラー、鹿児島県南さつま市にマルス津貫蒸溜所を竣工。2つの蒸溜所と、3つの貯蔵施設を構えるウイスキーメーカーとして生産を続けています。
(以上、生産者コメントより)